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介護施設への志望動機なんてかこう‥
「楽そうだから」はダメだよね。
「楽そう」は私にとっても老人ホームを選んだ理由の一つです。
今回は私の志望動機と、志望動機には書けないホンネをお伝えしますね。
志望動機ってどう書くべきか悩みますよね。
自分が何を望んでいるか分からないという方は、「15分できる自己分析」で気持ちを紙に書いて整理しましょう。
自分の希望が分かったら志望動機もみえてきます。
今回は志望動機を書く時のポイントや実際の志望動機を解説します。
そして志望動機には書けない本当の理由や、介護施設の中でも有料老人ホームを選んだ理由や後悔していることも紹介していきます。
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介護施設の志望動機のポイントと具体例
志望動機は全体で200~300文字程度です。
介護施設への志望動機には3つの事を書きます。
- 今までの経験からどんな看護がしたいか
- 介護施設を選んだ理由
- その施設にどのような貢献ができるか
順番に説明していきます。
1.今までの経験からどんな看護がしたいか
あなたが実際に看護師として働いてきた経験をもとに、どのような看護観をもっているのか書きます。
書き出しはあなたの第一印象となる部分なので大切にしましょう。
2.介護施設を選んだ理由
次にあなたが希望する介護施設を選んだ理由です。
介護施設のホームページに理念や運営方針などが載っているので、そこに基づいて書いていきます。
理念がみつからない場合はその各介護施設の特徴に合わせましょう。
特別養護老人ホーム‥長期の生活の関わりなど
老人保健施設‥リハビリや多職種との連携など
介護医療院‥療養もできる生活の場、看取りケアなど
有料老人ホーム‥ホスピタリティ、寄り添うケアなど
看護師が活躍できる介護施設6種類についてはこちらで記事にしていますよ。
3.その施設にどのような貢献ができるか
最後は希望する施設にあなたがどのような役割を果たせるかです。
〆の部分は一番、印象に残る部分なので採用する側が
「この方が働いてくれたらケアの質が上がるな」
「この方は施設のために頑張ってくれそうだな」
と思ってもらえるような事を書いていきます。
志望動機の具体例
今まで紹介した3つの事をつなげたら、私が実際に書いた志望動機が完成します。
内科病棟で勤務していた頃は老年期看護や急変対応、退院支援など様々な経験をしてきました。その中で患者さんや家族の思いを尊重するような看護をもっとしたいと思うようになりました。
私は貴ホームの「入居者様やご家族の心に寄り添うケアを提供する」という所に深く共感しました。病院では忙しさのあまり患者さんとじっくり話をして思いを尊重するという事が難しく、はがゆい思いもしてきたからです。貴ホームで介護職員などの専門職の方々と連携を大切にしながら、入居者様の気持ちに寄り添い、安心して生活して頂けるような看護を提供していきたいと思います。
この文章で262文字です。
文章はつたないと思いますが、大切にしたいと思っている事や自分の人柄が伝わるように意識しました。一緒に働いてみたいと思われるような志望動機を書いてみましょう。
志望動機を書くのが難しい場合は‥
「志望動機をひとりで考えるのは難しい‥」「他の求人も検討したい」という方には転職サイト(転職エージェント)のサポートがおススメです。
転職サイトを利用するとプロのキャリアアドバイザーのサポートが受けられ、履歴書の書き方や面接対応なども教えてもらえますよ。
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私が使って良かったおススメの転職サイトも紹介しておきますね。
介護施設を選んだホンネは?
あなたにも志望動機には書けないホンネの部分ってありませんか?
私の志望動機に書いたことも本当なのですが、職場には言えないホンネの部分もやっぱりあるんです。
働いてから後悔している部分もあるので一緒に紹介していきます。
仕事よりプライベートを充実させたいと思った
私は結婚を機に老人ホームに就職しました。
病院勤務では残業の多さや病棟会、勉強会などの休日出勤など仕事に拘束される時間が多すぎると感じていたからです。
有休も簡単にはとれず、数ヶ月に1度つけばいいところ。
それが当たり前だと思っていました。
老人ホームに入職してからは、残業も少なく有休も毎月1~2日もらえるの毎月の休みが10~11日あるんです。
3日に1度休みがあると思うと嬉しいですよね。
おかげで家族と過ごせる時間が増えました。
月に1~2回平日休みもあるので1人で使える時間ができてリフレッシュになります。
私は夜勤のある老人ホームを選んでしまいましたが、子どもが小3までは夜勤免除されています。
夜勤をしなくなってから、生活リズムが整って健康になったと感じます。
次に転職する時は夜勤のないところを選ぶかもしれません。
夜勤のない特養や有料老人ホームはたくさんありますよ。
病棟での勤務にストレスを感じていた
私は病院勤務での仕事内容にプレッシャーやストレスを感じていました。
看護師の仕事は好きなのですが、任されることの責任の大きさや、ミスをおこしたら取返しがつかないという思いが常にあったのです。
結婚までは仕事に全力で頑張れると思っていましたが、結婚後に家庭と両立させるのは難しいです。
さらにいつ部署異動を命じられるか分からない、部署異動になれば勉強も人間関係も一からになるのも不安でした。
老人ホームに就職してからは、ストレスはずいぶん減っています。
入居者さんとのんびり話をしたり、生活の場で健康管理ができる日々にほっとしています。
介護施設の給料が心配という方、私もそうでした。
介護施設の看護師の給料についてはこちらを読んでみて下さい。
確かに「病院で働いていたら、もっと給料は高かっただろうな‥」と少し後悔もあります。
それでも時間にも気持ちにも余裕がでたので、私の場合は老人ホームに就職して良かったです。
私が有料老人ホームを選んだ3つの理由
私が介護施設の中でも有料老人ホームを選んだ理由が3つあります。
こちらの記事で、有料老人ホームのメリット・デメリットについても知ってみましょう。
利用者や家族の思いを大切にしたい
有料老人ホームは他の介護施設と比べて利用料が高めに設定されている事が多いです。
ご家族は「高い料金を払ってでも質の高いケアを受けてもらいたい。」と思われている事がほとんどです。
入居者がご家族に大切にされているとスタッフも嬉しいですし、普段の様子を伝えるだけでも喜ばれます。
認知症があって自分で伝えることが難しい入居者でも、ご家族から話を聞けることもあります。
入居者一人ひとりに歩んできた歴史があるので、ご家族のお話をヒントに関わりを考えることができるのもやりがいのひとつだと思います。
有料老人ホームでは配置基準よりも多く介護士を配置し、介護を手厚くしているところもあります。
介護士がゆとりをもって働けることが入居者を大切にできることにつながると思い有料老人ホームを選びました。
有料老人ホームを選ぶポイントについてはこちらの記事を読んでみて下さいね。
素敵なご家族が多いですが、中にはクレーマーに近いご家族もおられます。
ご家族対応に30分以上かかって謝り続けた時は、有料老人ホームやめとけば良かったかも‥と思うこともありました。
オムツ交換や移乗介助などの介護業務は少ない方がいい
私は病院勤務で腰痛を起こしてしまい、動けなくなったことがあります。
看護師の仕事は楽しいので、「自分の時間も充実させながら細く長く働きたい」というのが私の理想の働き方です。
できれば週2~3回勤務で70歳まで看護師をしていたいと思っているので、健康には気を遣っています。
そのためにも、できればオムツ交換や移乗動作などはきちんと分業できている有料老人ホームを選び、看護師にしかできない仕事をしていきたいと思いました。
分業と言っても介護士さんが一人で大変そうな時は手伝いますし、全身チェックが必要な時はもちろん見てます。
施設が綺麗で設備が整っている
有料老人ホームは企業が経営しているので、入居者はお客様になります。
お客様に選んでもらうためには清潔で快適な住まいである必要があります。
そのため、定期的にリニューアル工事をしたり、設備を整えたりします。
私もきれいな職場で働ける方が嬉しいので選びました。
まとめ
志望動機の書き方のポイントから、志望動機に書けないようなホンネの部分も書きました。
介護施設の種類によって求められる事も違います。
それぞれの特徴をつかんで志望動機を完成させましょう。
介護施設は病院と比べたらやっぱり楽です。
もちろん大変な事もありますが、病院よりは精神的にも体力的にもゆとりがでると思います。
私も老人ホームに転職して全く後悔していないわけではないですが、病院時代より自分の時間が持てていると感じます。
転職が成功して、あなたらしく働けることをこれからも応援していきます。
失敗しない施設ナース転職方法についてはこちらで紹介していますよ。
悩みや疑問などあれば、お気軽にお問い合わせやDM下さい。
いっしょに頑張りましょう~♪