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介護施設の求人をさがしたいけど、どうやって調べたらいいんだろう‥
求人の探し方は6つあります。
それぞれのメリット・デメリットといっしょに紹介していきますね。
たくさんある看護師求人‥実際に自分が「ここで働きたい!」と思う求人は、どうやってみつけるのがいいのでしょうか。
私は5回ほど転職経験があり様々な方法で転職をしてきました。
この記事では求人を探す方法6つと、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
転職に成功して、仕事が楽しいと思える理想の職場を見つけましょう。
まずは求人の検索方法6つをおススメ順に並べてみました。
- 転職サイト(転職エージェント)
- ハローワーク
- eナースセンター(看護協会)
- 求人サイト
- 直接応募する
- 友人・知人の紹介
結論からいうと初めての転職の場合や、転職を誰かにサポートしてもらいたい方は転職サイトがおススメです。
施設ナースの転職方法6STEPについてはこの記事まとめています。失敗しない転職をしたい方はぜひ読んでみて下さいね。
失敗しない施設看護師への転職6STEP【図解で分かりやすく説明】
タップできるもくじ
1.転職サイト(転職エージェント)を利用する
まずはじめに、転職サイトと求人サイトは似ているようで大きな違いがあります。
さらにどちらも『転職サイト』や『求人サイト』と呼ばれることもあり混乱しやすいので注意してください。
- 転職サイト(エージェント)‥専門のキャリアアドバイザーがついて、無料で転職をサポートしてくれる
- 求人サイト‥多くの求人の中から自分で探し、応募する。面接など、ひとりで全てやる必要がある。
「え、転職サイトってすごくない?無料でそんなサポートしてくれて神なの?」ってなりますよね?
看護師って転職においてはかなり恵まれてるんです。
どうしてそんなサポートを無料できるかというと、もちろん報酬が発生するからです。
転職エージェントは、看護師が採用されれば、転職先の病院や介護施設から紹介料として年収の10~20%をもらえます。
「そんな大きなお金が動くの‥」と思うかもしれませんが、これは誰もが嬉しい「三方良し」の仕組みです。
- あなた‥希望する転職先にサポートしてもらって入ることができてうれしい
- 転職サイト‥よい転職先を紹介でき、報酬ももらえてうれしい
- 転職先の病院や介護施設‥費用は発生するが、良い人材がきてくれてうれしい
そのため、転職サイトは利用する価値ありまくりの便利なサービスといえます。
メリット・デメリットは?
- 自分の意見を聞いて、転職できそうな求人の候補を教えてくれる。
- 履歴書の書き方や面接対応など転職のサポートがある
- 転職先の詳しい情報を知ることができる。
- 転職先に聞きにくいことも問い合わせしてくれる。(給料アップなどの条件交渉)
- 求人サイトには非公開の求人を紹介してもらえることもある。
転職サイトも複数の会社があります。
大手のところだと紹介できる件数も多く、キャリアアドバイザー(担当者)の質もよいです。
また最近は、初回のみ電話にてヒアリングし、その後はLineで対応してくれるところもあります。
不規則な仕事なので、Lineなどでやりとりできるのはとてもありがたいです。
- 希望する求人がない可能性がある
- 希望しない求人を紹介される可能性がある。
- 転職エージェントに差があり、そもそも介護施設の転職を扱っていない場合がある。
- 人によっては転職エージェントとのやりとりが負担に感じる場合がある。
良い事づくしの転職エージェントですが、デメリットもやはりあります。
キャリアアドバイザーの方との相性や、希望がしっかり伝わらない場合に起こるミスマッチです。
相性が悪いと感じる場合は担当を変えてもらうこともできます。
自分の希望を紙に書いて明確にしておくと、しっかりと思いを伝えられ相手に流されにくくなるので効果的です。
転職エージェントが紹介できる転職先は病院が圧倒的に多いです。
そのため、有料老人ホームに転職したいという場合は紹介できる転職先が少なくなります。
地方の場合などは、特に難しくなると思います。
転職エージェントに登録して、まずは介護施設の転職先があるか聞いてみる。
希望する転職先があればラッキー、なければ自分で探していくという方法がおすすめです。
でも転職サイトは質が大事。施設ナースにおススメな転職サイトを紹介しておきますね。
2.ハローワークで探す
看護師の求人はハローワークでも探せます。
転職エージェントほどではないですが、転職のサポートもしてくれます。
地方の場合はハローワークだと求人をみつけやすくなります。
メリット・デメリットは?
- ハローワークにしかない求人情報がある
- ハローワークに行かなくても、サイトに登録すれば家でも求人検索できる
- 条件を満たせば、再就職手当がもらえる
- 転職サポートがしてもらえる
ハローワークは紹介料が無料なため、比較的多くの求人があります。
求人の質はピンキリなので、条件の良いものを選ぶことも重要です。
- ハローワークの担当者は医療従事者ではないので、詳しい職場情報については分からない
- 転職エージェントと比べると、好条件の求人は少ない
- 転職サポートの条件交渉などはお願いできない
- ハローワークの営業時間が平日17:00までなので働いていると利用しづらい
転職エージェントよりはサポートも減りますが、自分1人で転職活動をするのが不安という方にはおすすめです。
3.eナースセンターで探す
eナースセンターは都道府県看護協会による無料の職業紹介事業です。
求人をみるには会員登録が必要ですが、希望する条件で求人を検索できるので便利です。
看護師の免許番号を入れるところもありますが、番号を入れなくても登録できました。
こちらもハローワークと同様、紹介料は発生しません。
メリット・デメリットは?
- 求人情報についてeナースセンターに問い合わせることができる
- 相談する職員も看護師のため、悩みを分かってもらいやすい
- 求人検索の絞り込み機能が便利
1週間に1度まとめてマッチングのある求人をメールで送ってくれたり、新しい求人がくれば連絡をもらうなどの設定もできます。
相談にのってくれるのも看護師なので、細かい情報も聞けるのも心強いです。
ハローワークより親身になってサポートして欲しいという方にはおススメです。
- ハローワークなどより求人件数は少ない
- 転職のサポートもあるが、アドバイスの質にばらつきがある
求人件数は多くないかもしれませんが、市からの短期の求人などもあります。
看護師によるアドバイスのため、キャリアアドバイザーほど専門性が高くはありません。
実は私、最近まで看護協会がこんなサイトをつくっているなんて全く知りませんでした。
看護協会の費用って高いな~と思っていましたが、このようなことにも使われていたんですね。
4.求人サイトから探す
「看護師 求人」と検索するだけで何件もの求人情報がでてきます。
たくさんの求人情報の中から、自分で気になる求人を選び応募します。
転職先にとっては、転職エージェントに依頼するよりは費用を抑えられるメリットがあります。
メリット・デメリットは?
求人サイトのメリット・デメリットをみていきましょう。
- 多くの求人の中から探せるので選択肢が広い
- 自分のペースで転職活動をすることができる
どの求人サイトを利用するかにもよりますが、多くの求人の中から選ぶことができます。
「本気で転職活動をするほどでもないけど、どんな転職先があるのか知っておきたい」という場合にも便利です。
- たくさんの情報の中から調べる必要があるので、時間がかかる
- 求人情報が十分でない場合が多く、不明な点は自分で問い合わせる必要がある
- 応募したい求人が人材紹介会社のものだと、人材紹介会社にも登録が必要となる
最大のデメリットは選択肢が多すぎるゆえ、調べるのに疲れてしまう事かと思います。
それでなくても今の仕事が忙しい中で、たくさんの情報の中から自分に合うものを探すのはとても大変です。
5.希望する転職先に直接応募する
もし転職先が決まっている場合は直接応募することも可能です。
ホームページなどから採用情報を確認しましょう。
紹介料や広告費をだせない介護施設では直接応募とハローワークやeナースセンターのみで募集しているところもあります。
メリット・デメリットは?
- 直接応募のため、採用されやすくなる場合がある
- すぐに転職できる可能性がある
直接応募してもらえると、転職先は紹介料を払う必要がありません。
その分、採用される可能性が高くなります。
また転職エージェントを通さないのでスピーディに転職活動が行えます。
- 希望する転職先が看護師を募集していないこともある
- 求人情報の中の不明な点は自分で問い合わせる必要がある
介護施設や有料老人ホームは採用する看護師の人数が少ないので「現在は募集していません。」と言われることがあります。
そうなるとまた別のところを探して‥とふりだしに戻ってしまいます。
6.友人・知人に紹介してもらう
最後は友人や知人に紹介してもらう方法です。
実際に働いている様子が分かるので参考になる点は多いと思います。
しかし自分が同じように感じるかは、働いてみないと分かりません。
意見は参考にしながらも、本当に就職するのかどうかはよく考えて自分で決定する必要があります。
メリット・デメリットは?
- 実際に働いている現場の状況がよくわかる
- 採用時に有利になりやすい
- 就職後も知人や友人のおかげでなじみやすい
職場に仲の良い友人がいると心強いし、環境にも慣れやすくなるのはメリットです。
- 友人・知人に気を遣い、合わない職場でも辞めにくい
- ミスをした時、友人の顔に泥を塗るのではないかと不安になる
反対に思っていた職場でなかった時は大変です。
紹介してくれた方との人間関係にまで影響を与えるリスクがでてきます。
まとめ
有料老人ホームなどの介護施設で働きたい場合の求人の調べ方について紹介しました。
介護施設の求人自体が病院に比べると少ないので、希望の転職先をみつけるのに少し時間がかかるかもしれません。
都市部なら転職サイトで介護施設の求人に出会える可能性も高くなります。
ただウソの情報を教えるなど、中には質の悪い転職サイトもあって‥。
対応の良い転職サイトは都市部の方なら看護roo!、全国に求人が豊富なのが看護のお仕事です。
複数登録で良い求人に出会える確率がさらにアップします。
地方ならハローワークもおすすめですよ。
それぞれメリット・デメリットがありますが、さがしているうちに求人情報に詳しくなり「ここは条件がいいな。」「ここは大変そうだな」というのも分かるようになっていきますよ。
求人が絞れたらブラック職場を見抜くチェックポイントも参考にしてみましょう。
転職活動は大変ですが、希望の転職ができればきっと楽しく働けますよ。
あなたが理想の職場で働けるよう、応援しています。