【介護施設の看護師は辛い?】きつい、辞めたい!デメリット7選

有料老人ホームのデメリット

介護施設に興味はあるけど、デメリットはあるのかな?

ひーこ
ひーこ

実は私も老人ホームで8年働いてきた中、何度か「辞めたいかも‥」と思うことがありました。

今回は働く中できついと感じるようなデメリットを紹介します。

老人ホームでは、病院とはまた違った悩みができ、「辛い」「思っていたのと違う」と感じてしまう事があると思います。

8年働いてみたら気づくデメリットが7つもでてきてしまいました‥。

「老人ホーム勤務おススメだよ。」とブログで言っていているのに、こんなにたくさんデメリットがあって申し訳ないですが、正直に書きます

実際のデメリットを知って、自分に合うか考えてみましょう

ひーこ
ひーこ

7つもあって重い気持ちになるかもしれませんが、対策もいっしょに紹介しますので希望の光をもって読んで下さい。

施設ナースが辛い理由1.人間関係に当たりはずれがある

どこの職場にもあることですが、老人ホームでもやっぱりあります。

介護施設の看護師の平均年齢は約47歳、病棟と比べると年配の方が多いです。

基本的には娘のように優しくしてくれる看護師が多いです。

しかし中には厳しい態度の方もいるかもしれません。

いい人なんだけど、状況の判断がイマイチ‥という方もわりといます。

仕事熱心なのに空回りタイプ、仕事しないおばさんタイプもよくみかけます。

看護師は全員でも3~7人程度なので、勤務がかぶる日も多くなります。

その日のメンバーによって仕事のすすみ方が違うこともよくあります。

対策

人間関係を観察してみる

厳しい人は権力が強そうに見えますが、実はみんなから距離を置かれているという事はよくあります。

その分、優しい看護師どうしで団結することもできます。

率先して動く

仕事しないと思っていた看護師も意外と「膝が痛い」「近くのものがみえない」などの悩みをもっていたりします。あなたが動いてくれると、「よく気が付いてくれて助かる。」とありがたがられます

老人ホームの看護師は運動不足になりやすいので、率先して動く方がダイエットにもなって一石二鳥です。

厳しい方たちもあなたの素晴らしい仕事ぶりに何も言えなくなりますよ。

ひどい場合は上司に相談する

パワハラになるような事、業務にさしつかえる事は思い切って上司に相談してみましょう。

あなた以外にも悩んでる人がいる場合もありますし、何かいい提案をしてくれるかもしれません。

ひーこ
ひーこ

私の場合は看護師長がおしゃべり好きで、数時間続くマシンガントークに疲れてしまっていました。勤務4日目には、めったにでない頭痛があったのを今でも覚えています。

流し聞きの技を覚えてからは楽になりました。

施設ナースが辛い理由2.家族や利用者の期待が大きい

企業が運営していることが多い、有料老人ホーム。

公的施設より利用料が高くても充実したサービスを受けたいという方が入居されます。

そのため、家族や入居者の期待は大きくなります。

老人ホームの利用者は、会社にとっての「お客様」です。

きちんとした言葉遣いや、相手を尊重する態度が求められます。

対策

社会人のマナーをもって接する

ご入居者の部屋に入る時はノックをして「失礼します。」と声をかけたり、敬語で話すようにしましょう。

ご家族がこられた時はあいさつをします。

最近の入居者の様子などを伝えるとご家族も喜ばれ、信頼につながります

相手を大切に思う気持ちを伝える

堅苦しく考えすぎなくても大丈夫です。

若い方は笑顔になるだけで周囲に元気を分け与えいます。

・対応に困る場合は上司などに相談する

ご家族への個別対応が難しいと感じる場合は、無理せずいったんひいて上司に相談しましょう。

「今すぐにお返事できないので、後でお答えしますね。」と説明して、後ほど対応すれば大丈夫です。

ひーこ
ひーこ

私は今でもきちんとした言葉を使おうとしてカミカミになったりしています(笑)

さらに先日、家族の意見を優先するあまり、入居者ご本人の気持ちが尊重されない‥という事もありました。

この悩みについては自分の中で解決策ができておらず、今後も考え続けます。

コメント欄で共感して下さる方多い事に驚いたのはもちろん、気づきや学びをたくさん与えて下さり感謝しています。

施設ナースが辛い理由.職場に医療従事者が少ない

海に沈んていく夕日をみる人

老人ホームは医師の常駐がなくかかりつけ医の対応になります。

そのため、施設の職員で医療的な事を熟知しているのは看護師だけになります。

介護職員に「ぶつけたのが心配なのでみて下さい」「湿布を貼っていいですか」などと言われ、病院ではほとんどしなかったような対応をする事もあります。

また施設長や、新しく入居者を獲得するための営業担当の人も看護師資格はありません。

そのため入居の受け入れを決定する際に、看護資格のない上司から「透析してる人なんだけど、入居受け入れOKしてもいいよね?サラッと言われたりします。

看護師が慌てて「透析のクリニックは決まっていますか?送迎サービスはありますか?シャントトラブル時の対応先は決まっていますか?食事制限、水分制限は確認していますか?」とまくしたてることになります。

ひーこ
ひーこ

医療的従事者なら「そりゃそうだよね。」となるところが「へえ、そうなの。」と言われることがあり、モヤモヤする事がけっこうあります。

対策

・介護職員が理解しやすいよう説明する

特に入職したての介護職員は医療的な知識がなく不安いっぱいです。

「こんな時はこうですよ。」などと説明すると、介護職員の判断力が上がって必要な連絡のみしてくれるようになりますよ。

医療ニーズの高い入居者の受け入れは慎重に

看護師長を含めた看護師数人で話し合い、必要な情報や医療体制の準備を整えるようにしましょう。

入居されてから医療ケアの嵐に走り回るのは看護師なので、入居前に決める事が重要です。

看護師が日勤のみの老人ホームでは‥

夜間のトラブルは介護士が対応します。

日勤できてみたら緊急受診の必要がある、救急搬送されていてサマリー記入などの対応が必要という事もあります。

施設ナースが辛い理由4.スキルアップが難しい

老人ホームは医師の常駐がなく比較的、医療ニーズが低い方が多いです。

病院のような研修会もなく、医療知識はアップデートされません

そのため、医療的なスキルアップが難しいです。

先輩方も自分の病棟での経験を生かして対応していますよ。

かかりつけ医にどう報告するか、受診するかどうか判断時はやはり臨床経験が長いと有利になるでしょう。

看護師が24時間いる老人ホームでは、医療ニーズが高い方が多くなります。

夜間も吸引が必要な方や、CVポート管理、NPPVやCPAP管理が必要になる場合があります。

医療機器の使い方がからない場合は医療機器業者の方に講習をお願いすることもできますよ。

対策

臨床経験をつんでから就職する

内科での臨床経験は特に役立ちます。どの科で働いていたかによりますが、できれば2年以上あると安心ですね。

先輩に教えてもらったり、本で勉強する

ゆっくりですが少しずつ経験はつめます。

受診付き添いをする

ご入居者とともに医師の説明を一緒に聞けるので、最近の治療方法や検査が勉強になります。

ひーこ
ひーこ

医療的な判断をなるべくしたくない」という場合は、看護師の夜勤がない老人ホームがおすすめです。

入居者の人数が多ければ看護師複数で日勤ができるので、いざという時も相談できますよ。

施設ナースが辛い理由5.介護職員が看護師より数倍多い

介護施設には介護職員の人数が看護師の3倍以上います。

介護職員は「看護師は給料も高いのに、介護職員の方が重労働だ

看護師は「看護師しかできない仕事があるから、介護職員ができることはやって欲しい

という具合になにかと対立しそうになります。

看護師と介護職員の意見に違いがでた時、多数決になれば負けてしまいます。

会議で何人もの介護職員から「それは難しい、できない、なんとかして欲しい」と言われると辛いものがあります。

ひーこ
ひーこ

私も「バルンパックの尿破棄を介護士でしてもらえないか」と提案したら、介護士から猛反対にあったことがあります。

対策

お互いの信頼関係を保つ

職種は違えど、入居者さんを大切に思う気持ちは一緒です。

普段から相談やサポートしあうことが大切です。

いざという時はきちんと対応する

医療的処置や判断が必要なときにしっかり対応すると、介護職員から信頼され一目置かれるようになりますよ。

施設ナースが辛い理由6.病院に比べて感染対策が不十分

病院ではゴーグルに手袋にエプロンに‥とフル装備ですが、介護施設ではやはり資源が限られています。

コロナ前は、入居者にスタッフの顔が見えるようにとマスクなし、医療ケアの時のみ手袋を装着する程度でした。

もちろん、感染対策が必須になった今は、手洗い・消毒・マスク・ゴーグルをするようになりましたが、感染症が陽性でない場合はビニールエプロンもつけません。

そのため今まできっちりと病院でPPEを装着していた方には驚かれるかもしれません。

もちろん面会制限もしており、入居者もスタッフ以外の外部の人と関わる機会がほぼありません。

接触する人数が少ないという点では安心です。

対策

・感染対策が異なると理解する

考え方が「医療の場」ではなく「生活の場」なのである程度は仕方ないところかもしれません。

入居者は状態が安定しており、家で生活していると考えればフルPPEは不要かと思います。

デメリット7.施設によって職場環境が様々

これもどこの職場でもあることですが、施設によってはブラックな所やホワイトな所があります。

またその時の人間関係や施設の経営方針によっても左右されます。

入職してすぐは、新しい環境ということもありストレスも感じやすく、特にいろいろな事が気になるかもしれません。

教えられるやり方が古い、説明が人によって違う、なども介護施設あるあるです。

昔からその職場で働いていて変化を嫌うような人がいると、改善するのに苦労することもあります。

少しずつ信頼関係を気づいて業務改善できるとよいですね。

中にはハラスメントが多くあったり、サービス残業を強制させられるなど、明らかにブラックな施設もあるようなので注意が必要です。

対策

・信頼できる上司などがいれば相談してみる

あなたが悩みを話すことで、解決できるよう動いてくれる上司がいるかもしれません。

もし転職エージェントを通して転職している場合は、相談すると仲介に入ってくれる可能性もあります。

・時間の経過とともに落ち着くこともある

時間の経過とともに人事や人間関係が変わっていけば、働き方も少しずつ変化します。

人間関係で悩んでいる場合はその人が定年まであと何年か数えてみましょう。

最初は怖かったけど、慣れたら優しくなるパターンの人もいます。

業務についても慣れれば気にならなくなる、という事もあります。

・事前に施設の情報をなるべく調べておく

求人の段階で気を付けるポイントがあります。

雇用条件などを事前に確認して明らかに条件が悪いところは避けるようにしましょう。

・ブラック確定な職場は転職するのもあり

有料老人ホームは看護師の定員も少ないので求人がみつからない場合もありますが、明らかにブラックな職場なら転職を考えてもよいと思います。

ひーこ
ひーこ

ブラック職場に転職しないためのチェックポイントについて

こちらの記事で書いているので参考にして下さい。

まとめ

老人ホームのデメリット7つについて紹介しました。

8年経った今でも私が1番難しいと思うのは家族対応です。

「ずっと元気で過ごして欲しい」というご家族の希望と、医療の限界との間にギャップがあり、どう理解してもらうか悩むことがあります。

デメリットにみえる面にもやりがいもあります。老人ホームのメリット7つについても記事にしていますので、両方みて働いてみたいか考えてもよいと思います。

有料老人ホームのメリット【老人ホーム看護師のメリット】8年間勤務してみえた魅力とやりがい7つ

ひーこ
ひーこ

医療的なスキルアップは遠のいてますが、老人ホームでは人間力(?)が鍛えられている気がします。

   

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