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老人ホームで働くのって楽しいのかな?
看護師として働くメリットが知りたいなぁ。
私は有料老人ホームで8年働いています。
勤務しながらみえた魅力とやりがいを語らせて下さいっ。
老人ホームで働くと楽しいのかな、仕事にやりがいはあるのかな、と気になる方は多いと思います。
入職したばかりの頃は「続けていけるかな‥」と不安になることもありました。
しかし経験を重ねるごとに、居心地がよくなり、やりがいも増えてきます。
「まだ若いのに老人ホームで働いていいのかな‥。」
「ブランクがあるけど大丈夫かな‥。」と悩んでいるあなた。
大丈夫です!今回は有料老人ホームで働くメリットを7つ紹介します。
この記事を読めば、「老人ホームで働くの楽しそうかも」と感じるはずです。
このブログは「介護施設で働くのもいいな」と1人でも多くの方に思ってもらえたら‥
と考えて作りました。
あなたにもしそう思ってもらえたら、とー---っても嬉しいです!
老人ホームのデメリット7つについて知りたい方はこちらで記事にしています。
タップできるもくじ
メリット1.仕事内容が落ち着いている
まず気になるのはここですよね。(私だけ?)
病院で毎日走り回って働いている看護師さんも多いと思います。
「老人ホーム暇だよね?看護師は座ってお茶のんでるんでしょ?」と言われれば‥‥
いつもではないですが実はそんな時間もあったりします。
病院のあわただしさと比べれば、確実に落ち着いています。
その理由に「毎日同じ入居者を看るので業務がルーティン化しやすく、慣れれば身体が勝手に動く」という事があります。
これができればもうこっちのものです。
行う医療行為も注入や吸引、傷の処置などなので病院で勤務経験があれば何の心配もなく施設のやり方でできるようになります。
トラブルがなければ定時で帰れるし、有休も消化できます。
休日出勤もほぼありません。
プライベートや家庭を大切にしながら働けるのは本当にありがたいです。
プライベートが充実すると仕事も頑張れますよ。
今思うと、つくづく「病院勤務の頃は働きすぎだった‥。」と思います。
周りも同じだったのでそんなもんだ、と思ってましたが‥。
初めて老人ホームで働いた時は、こんなにゆっくりお茶のめるなんて!と驚きました。
いいんですよ~。お菓子つまんでお茶会しましょ~♪
メリット2.ブランクがあっても、臨床経験が浅くても‥なんとかなる!
老人ホームの業務内容は覚えてしまえばできるようになります。
もちろん臨床経験が長いほうが、緊急時の判断など役立つでしょう。
ですが基本的には落ち着いている日が多く、日勤なら他の看護師に相談できます。
大切なのは、周りのスタッフに教えてもらい、かわいがられる事です。
介護施設で働く看護師の平均年齢はおよそ47歳、看護師歴20年以上のベテラン選手が多いです。
娘くらいの歳の看護師に頼られたらもうほっとけません。
看護師もいろいろな性格の人がいるので、この人は頼れると思う方には特にいろいろ教えてもらいましょう。
ぶっちゃけると「話が長いな、この情報いらんな。」と思う時もあります。
でも教えてもらうことがあるうちは、聞いてあげて下さい。
だんだんとその人の対処法も分かってきます。
あとはどのスタッフにもあいさつする、無視したり暴言を言わないことも大切です。
スタッフが少ない分、悪いうわさはすぐに広まりますので注意しましょう。
めんどうだと思う事もあるかもしれんませんが、かわいがられるとサポートしてもらいやすくなります。最初の頑張りが、仕事を格段にやりやすくするポイントです。
20代で施設ナースになった看護師の体験談で病院との違いを説明してるよ。
メリット3.入居者や家族に寄り添い、ゆったり関われる
病院は治療の場になりますが、老人ホームは生活の場になりす。
治療が必要となって入院となるケースを除いて、ほとんどの方が最期の時まで老人ホームで過ごします。
入居者の話をじっくり聞いて相談に乗ったり、冗談を言ったりもします。
お誕生日会があったり、季節の行事などのイベントも多いです。食事会などのアクティビティーに、いっしょに参加する事もあります。入居者のいきいきと笑っている姿をみると、こちらも嬉しくなります。
入居者だけでなくその家族とも長く関わります。感謝されたり、信頼してもらっていると思うと、こちらもきちんとケアをしたいと気合が入ります。
長年、付き合いのある方だからこそスタッフみんなが大切に思い、穏やかに過ごせるように努めます。
話せなくなっても、優しく声掛けしたり、楽しかった思い出話をしたりします。
少しでも心地よく過ごせるよう入居者の好みに合わせて、音楽をかける、手浴するなど工夫したりもします。
その分、お別れの時は淋しい気持ちになり、悲しみをスタッフや家族と分かちあって涙することもあります。
ですが看取りケアにはたくさんの学びがあり、今後のケアにも生かしていけます。
数は少ないですが24時間看護師がいる老人ホームだと、特に手厚く看取りケアができます。
病院で勤務していた時は「あの患者さん、退院後の生活だいじょうぶかな‥」と心配になる事もありました。老人ホームでは一人ひとりの人生にしっかり関われるというやりがいがありますよ。
メリット4.オムツ交換や移乗などの重労働が少ない
看護師なら体重の重い患者さんの体位交換などで腰が痛くなったという経験があると思います。
病院では看護師がオムツ交換や移乗をする機会が多いですが、介護施設では介護士がメインでしてくれます。
若いうちは大丈夫でも年齢を重ねるごとに、重労働は負担になってきます。
老人ホームの看護師は生活援助ではなく、医療行為に専念できるのもメリットのひとつです。
逆にコスパ重視の有料老人ホームでは介護士の配置も必要最低限で、忙しいところもあります。
分業ができていない場合、看護師も介護士とともに介助に入る事が多くなります。
入職前にどの程度、介護の仕事をするか確認しておきましょう。
老人ホーム看護師は腰痛の心配はありませんが、運動不足になることはあります。
職場のエレベーターではなく、階段を使用するといい運動になります。
私も階段を使った後、息切れしながら仕事しています(笑)
メリット5.危険リスクが病院より低い
病院にいる時は、様々な感染症の患者さんの対応や採血、化学療法の取り扱いなど危険な処置も多かったです。
仕事なので責任もってやっていましたが、正直「大丈夫かな‥」と思うこともありました。
老人ホームではその機会がほとんどありません。
接触する方も限られているので、「家に帰ってもし家族にうつしたらどうしよう‥」という心配も減ります。
とはいえ免疫力が低い高齢者にうつさないように注意が必要なのは病院と同じです。
子どもが小さい時は特に心配だったので、老人ホームの環境は助かりました。
メリット6.わりと簡単に仕事ができる部類になれる
看護師の平均年齢47歳の介護施設に転職すれば、ほとんどの場合あなたは最年少です。
8年勤務した私ですらいまだに最年少です。
人生経験やキャリアでは先輩方にかないませんし、たくさん学ばせてもらえます。
とはいえ先輩方の中にはパソコンが苦手な方も多いし、健康面で困っている方も多いです。
先輩方のプライドを傷つけないよう、謙虚にサポートしていけば、あっという間に「若いのにいい子だし、よく働いていてくれている。」と仕事ができる部類に入ることができるでしょう。
そして先輩方は定年まであと数年ということも多いので、「気づいたら私が一番いろいろ知っている‥!」状態になるのも早いですよ。
今までの話、先輩方には口が避けても言えません。どうぞ内密におねがいします。
メリット7.仕事の自由度が高い
看護師の人数が少ない分、自分の意見の影響力が高くなります。
仕事を覚えて、周りのスタッフからの信用を得たらこっちのものです。
「こんなことができたらもっと業務がスムーズになるな」「この作業はいらないな」と思うことを話し合うと、意外と採用されますよ。
地味なことですが、日々の業務に自分の意向が反映されるので、けっこうストレスが減ります。
私も「各業務のチェックリスト」を数年前に作りました。
ありがたいことに今でも活用されていますよ。
まとめ
今回は老人ホームで8年勤務していて気付いたメリットを7つ紹介しました。
せっかく働くのなら楽しく働きたいですね。
職場によっても当たりはずれがあり、全てのメリットが当てはまるわけではありません。
それでも老人ホーム勤務は病院とはまた違う魅力があると思います。
年数が経って気づく、見方を変えたからこそ気づくやりがいもありますよ。
とはいえ、どうしようもない職場、人間関係もありますよね。
そんなときは思い切って職場を変えるのも一つの手です。
転職活動をしてみて今のところと比べて、他が気に入れば退職するということもできます。
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複数登録することでより良い求人に出会える可能性がアップしますよ。
やりがいや魅力もたくさんある老人ホーム。
あなたにとって楽しいと思える職場になる事を願っています。