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ツアーナースって楽しそう!詳しく知りたいな~
私は老人ホームで派遣看護師をしながら、ツアーナースもしていました。
修学旅行のツアーナースをメインにしており海外の添乗もできましたよ。
無料で旅行できて給料や交通費までもらえるツアーナース(添乗看護師)。
「一度はやってみたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は派遣看護師時代にツアーナースと施設ナースを併用していた私の経験を生かして、詳しく説明します。
この記事を読んで分かること
- ツアーナース(添乗看護師)の仕事内容や給料
- 私が実際に行った修学旅行の添乗体験談と注意点
- 施設ナースとツアーナースが最高の組み合わせな理由3つ
ツアーナースは人気があり求人がでたらすぐに枠がなくなってしまう事も‥。
まずは登録をしておいて、希望の求人がでれば応募するという方法が1番かもしれません。
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ツアーナース(添乗看護師)とは?
ツアーナースの仕事内容
ツアーナースは修学旅行や合宿、企業などの団体旅行に付き添い、旅行中の健康管理や体調不良者のサポートをします。
旅行日程は日帰りのものから、海外旅行で1週間近くのものまでありますよ。
旅行中、トラブルがなければ看護業務は発生しません。
基本的に病気のない元気な方がばかりなので、ほとんど何もせず観光していた‥なんて事もありました。
よくある対応としては貧血・車酔い・腹痛や風邪症状や、擦り傷やケガの応急処置などです。
BLSの知識をもち、事前に体調不良時の救護対応を調べておくと心強いですよ。
症状が重篤な場合は、旅行添乗員の方と相談して救急車を呼んだり病院受診をすることもあります。
求人募集の時は「看護師の実務経験は3年以上」などの条件を決めている派遣会社もありますよ。
旅行中に看護師が1人だから責任が重いし不安‥
私も初めは看護師1人で判断しなくては‥と心配でした。
でも旅行がスタートする時に、一緒に同行する旅行添乗員さんから「対応に困った時は、遠慮なく相談して下さいね」と言ってもらえて安心したのを覚えています。
旅行中看護師は1人ですが、旅行添乗員さんがいます。
プロの添乗員さんは様々トラブルに対応する事に慣れており、気遣い上手な方が多くて助かりました。
修学旅行の場合は生徒の事をよく知っている教員が一緒なので、相談しながら対応をすすめていくことができますよ。
会社によっては「誰にどんな対応をしたか記録を残して下さい」と言われます。
日時や状況も合わせてメモできるよう準備しておきましょう。
ツアーナースの給料は?
給料は時給制ではなく、1日あたりの支給で12000円~15000円ほどです。
泊りの場合は何かあればいつでも対応する事になるので、時給換算すると給料は低めかもしれません‥。
「夜中も呼び出しがあるかも」とドキドキしていましたが、皆さん疲れているのか私の時は1度もありませんでした。
もちろん旅費はかかりませんし、食事も一緒に頂ける事がほとんどです。
自由行動で各自、食事を用意する場合は自分で購入します。
常に周りへの配慮が必要で大変な面もありますが、観光できたり生徒と一緒に体験授業をしたりと楽しみもたくさんあり、お給料以上の経験ができました。
そのほかの楽しくてのんびり働ける看護師の仕事はこちらで紹介してますよ。
食事は修学旅行だと唐揚げなどボリュームのあるものが多め(笑)
大人が対象の団体旅行は豪華で美味しいものが多いですよ。
旅行が好きな方にはとってもおススメな仕事です。
修学旅行のツアーナースで海外まで!
私が1番楽しいと感じたのは修学旅行の添乗です。
保健室の先生が同行される学校もありますが、できない場合に看護師が派遣されます。
旅行前には持病のある生徒や、健康状態に不安がある生徒の情報を聞いて準備していくこともありますよ。
事前に救急用品などの備品を確認しておくと安心かもしれません。
若い生徒さんの目はキラキラとしていて眩しく、たくさん元気を分けてもらいましたよ。
国内の修学旅行
国内の修学旅行では、ディズニーランドやUSJなどのアミューズメントパーク、自然体験や林間学校、学習施設が多かったです。
スキー旅行もありますが、看護師は山小屋に宿泊するだけで観光もできないのでおススメできません(笑)
印象に残っている修学旅行では屋久島の縄文杉を見に行くというものがあり、迷わず応募しました。
残念ながら嵐で行けず、屋久杉ランドにいきましたが、「もののけ姫」の世界観でしたよ。
「縄文杉を見るには朝5時起きのトレッキングコースです。」と聞いていたので、もし行けていれば私の体力が果てていたかもしれません(笑)
修学旅行では活動も多いです。
思ったより歩くなんてこともあるので、綺麗めで動きやすい恰好にプラスして歩きやすい運動靴も持っていくようにしていましたよ。
海外の修学旅行・ハワイ
修学旅行で海外に行ける高校は偏差値が高く、賢い生徒が多いです。
話もきちんと聞ける、勉強熱心な生徒ばかりで「こんな方たちがいるなら日本の未来も明るいな」と思うほどでした。
普段話す機会のない、学校の教員の先生方からも色々なお話が聞けて勉強になりました。
飛行機は長期間ですが、席に座っているため看護師の仕事もなくゆっくりビデオなどをみて過ごせました。
海外だったので緊張もしましたが、大きなトラブルもなく終了しましたよ。
海外の修学旅行・シンガポール
シンガポールでは気候が暖かい事もあり、軽い熱中症になる生徒さんや気分不良を訴える教員の方がおられました。
涼しい場所で休める環境を用意してもらうよう添乗員さんにお願いし、水分をこまめにとってもらう事で落ち着きましたよ。
普段行く事のない海外で迷子になりかけた生徒さんもいましたが、無事にみつかり一安心‥なんて事も。
海外の食事は日本に比べてやはりイマイチでした‥。
団体客用に準備されているからか冷めている食事もあり、残している生徒さんも多かったです。
そんな中、自由時間に教員の先生たちと食べに行ったチキンライスはめちゃくちゃ美味しかったです。
ツアーナースの注意点
ツアーナースで気を付けるべきことは「お客様の健康管理をしながら旅行を楽しんでもらう」ことです。
具体的な注意点をまとめました。
- 丁寧な対応
‥基本的に旅行者はお客様、旅行添乗員さんはパートナーです
丁寧な対応をはもちろん、添乗員さんや教員の方が忙しそうな時はお手伝いをすると喜ばれました - 感染対策
‥マスクの着用や、手洗い・消毒が重要になっています
密を避けるよう旅行添乗員さんも工夫されていますよ - 時間厳守
‥団体行動なので遅れると予定が狂ってしまう事も
時間に余裕をもって行動します - 相談や報告
‥看護師の対応は、旅行添乗員さんや教員の方も知っておく必要があります
報告する事でサポートやアドバイスをもらえる場合もあるのでしっかり連携しましょう
また修学旅行では夕方に教員が行う打ち合わせがあり、ツアーナースも参加する事が多いです。
ミーティングでは一日の振り返りや翌日の予定、注意する事を共有します。
生徒さんたちにとって旅行が素晴らしいものになるよう配慮し、休息は十分にとるなど健康上の注意して欲しい事も事前に伝えるようにしましたよ。
きちんとした対応をすれば、旅行添乗員さんや学校側に気に入られて次回も指名を頂く‥なんて事もありました
ツアーナースの求人の探し方
ツアーナースってどうやって求人をみつけるの?
ツアーナースや介護施設の派遣看護師なるには、転職サイトに登録して求人に応募するのが1番です。
最近は旅行も増えてきて、ツアーナースの求人も多くなってきていますよ。
派遣看護師求人が多いおすすめの転職サイトを紹介しておきますね。
ツアーナースは人気があり、募集がうまりやすいので複数登録する方が良いかもしれません。
派遣看護師の求人を探すならこちらがおすすめです。
まずは国内のツアーナースを経験してみて、向いていると思ったら海外に挑戦するのも良いですね。
他にも派遣看護師は、イベントナースやワクチン接種など高時給な楽しいバイトもありますよ。
派遣看護師の働き方についてこちらで詳しく解説しています。
施設ナースとツアーナースが最高な組み合わせな理由3つ
ツアーナース魅力的だけど頻繁に行くのは大変かも‥
そうなんです!旅行は非日常だからこそ楽しいんですよね。
私も普段は老人ホームでのんびりと働き、数ヶ月に1度ツアーナースをしていました。
(施設ナースとツアーナースが最高な組み合わせな理由3つ)
- 収入が安定する
- 勤務にメリハリがでる
- 高度な医療ケアは不要で余裕がもてる
ひとつずつ詳しく説明していきますね。
収入が安定する
私は派遣看護師として老人ホームで週4~5回、ツアーナースとして2~3ヶ月に1度お休みをもらいツアーに参加していました。
夜勤もある老人ホームだったので月の給料は合わせて30万を越えていました。
ツアーナースのみだと日給が12000円~15000円、しかも安定的に求人があるわけではないので、主となる収入源が必要になります。
介護施設の看護師の給料についてはこちらで紹介していますよ。
勤務にメリハリがでる
老人ホームは病棟よりのんびり働けてほっこりするのですが、日々の業務は同じものが多いので物足らなくなる事もあります‥。
そんな時に元気な若い方と接すると気分転換になります。
ただツアーナースの期間が長くなればやはり疲れてしまうんです。
旅行添乗でたくさんの刺激をもらったあとは、またほっこりとする老人ホームで入居者さんと穏やかな時間を過ごせるよう関わる。
このメリハリが日々の業務を頑張るエネルギーになっていました。
派遣看護師なら正社員と違い、休み希望も気軽に取りやすかったです。
高度な医療ケアは不要で余裕がもてる
老人ホームもツアーナースも医師がおらず、対象は状態が落ち着いている方ばかりです。
高度な医療ケアが必要なく、バタバタと走りまわる事もほとんどないので、精神的にも肉体的にも余裕をもって働けます。
20代で施設ナースになった看護師の体験談では、病院と老人ホームの働き方の違いも説明してるからチェックしてみてね。
看護師を楽しみながら自由な働き方がしたい!という方には最高の組み合わせですよ。
まとめ
ツアーナースは旅行好きの方にはピッタリの楽しいお仕事です。
大変な事もありますが、旅行という素敵な思い出を作る機会をサポートできるというやりがいがありますよ。
ツアーナースの注意点をまとめました。
- 丁寧な対応
‥基本的に旅行者はお客様、旅行添乗員さんはパートナーです
丁寧な対応をはもちろん、添乗員さんや教員の方が忙しそうな時はお手伝いをすると喜ばれました - 感染対策
‥マスクの着用や、手洗い・消毒が重要になっています
密を避けるよう旅行添乗員さんも工夫されていますよ - 時間厳守
‥団体行動なので遅れると予定が狂ってしまう事も
時間に余裕をもって行動します - 相談や報告
‥看護師の対応は、旅行添乗員さんや教員の方も知っておく必要があります
報告する事でサポートやアドバイスをもらえる場合もあるのでしっかり連携しましょう
(ツアーナースと施設ナースと組み合わせることでのメリット)
- 収入が安定する
- 勤務にメリハリがでる
- 高度な医療ケアは不要で余裕がもてる
ツアーナースも施設ナースも病院のような治療の場ではなく、「旅行者(入居者)自身が楽しい時間を過ごせるようサポートする」という点が同じです。
相手を尊重しながら気持ちに寄り添ったケアがしたい、という方にはむいている仕事だと思います。
看護師資格は病院以外でも生かせます。
色んな選択肢で活躍するのも楽しいですよね。
ツアーナースの求人もみつかる!
ダブルワークも可能です